1.ふつうののど




上の二つはヒトの咽頭の写真です。ずいぶん違って見えるでしょう?上は「のどが腫れている」と思うかもしれません。下は「のどが赤い」と感じるかもしれません。
しかし、二つとも「普通ののど」です。のどの形態は人それぞれで、光の加減でも随分違って見えます。
①口蓋垂(のどちんこ)
真ん中にあることが多いですが、少し左右に寄っている人もいます。大きさも様々です。二つに割れているものもあります。
②口蓋扁桃(いわゆる扁桃腺)
左右で多少大きさが違うことがあります。子供は比較的大きいです。
③咽喉後壁
ブツブツが見えますが、リンパ組織です。
2.こんな時は受診しましょう。
- 強い痛み
- 高熱
- 飲み込みにくい
- 呼吸が苦しい
- 声がかれる状態が2週間以上続く
- 白い物が広がっている
- 片側だけ急に腫れてきた
- 出血する
- 潰瘍が2週間以上治らない
3.最後に
のどは鏡で見ると見慣れないため、小さな凸凹や左右差でも「病気では?」と不安になることがあります。
しかし、多くは正常な構造です。
一方で痛みや飲み込みにくさ、長引く声がれなどの症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。